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2018/1/4

 

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2017/10/8

 

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2017/5/16

 

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2017/1/1

  

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2016/1/2

 

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徒然・離島来訪記

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嶋本亜衣の都市伝説講座 に

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マ行

【禍妻様】

分類 : 妖怪,管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ 黒子消 ~

 

 東北地方の寒村、神凪村に伝わる伝説の鬼女。

 『マガツメサマ』と読む。

 もとは村の女だったが、生まれ持って障害を抱えた息子と共に非業の死を遂げる。

 その後、自分と息子を殺した村人達に復讐するために蘇り、鬼女と化して村人を次々に惨殺したとされている。

 

 彼女の怒りを鎮めるため、村人たちは御霊信仰の形で彼女を祭るための神社を建てた。

 それから先は水子供養の神や鬼子母神的な側面を持つ神として崇められつつも、裏の顔として呪詛神の一面も持ち合わせた存在となっている。

 

【御霊縛りの術】

分類 : 管理人オリジナル,禁術

登場作品 : 猟闇師 ~ Jの祟り ~

 

 自分の身体に霊魂を縛りつけ、逆にその力を我が者としてしまう禁じられた術。

 低級な動物霊程度を憑依させるだけでも、人間の常識を越えた運動能力などを得ることが可能。

 ただし、自分の身体に霊を縛りつけることは、霊魂を自分の身体に降ろすことに他ならないために危険も伴う。

 失敗すれば、逆に霊に憑依されて肉体を乗っ取られてしまうこともあるため、本当に修業を積んだ者でなければ迂闊に手を出してよい術ではない。 

 

【三柱鳥居】

分類 : 建築物

登場作品 : 猟闇師 ~ 黄泉火垂る ~

 

 世にも珍しい、三本の足を持った鳥居。

 真上から見ると、ちょうど鳥居が三角形を組んでいるように見える。

 

 その特異な容姿から、鳥居は異世界へ向かう一種のゲートとも、鳥居その者が御神体であるとも言われている。

 一部では二つの三角形を重ね合わせて六芒星と関連付け、日本とユダヤの信仰を結びつける根拠とする者さえいる。

 その他、学術的にも様々な説が存在するが、どれが正しいかは未だ結論が出ていない。

 

 猟闇師シリーズでは第八弾、第九弾に登場。

 邪神の巣食う呪われし祭壇としての登場であり、その強烈な負の波動は、ビデオの映像を通してさえ健在。

 実際、映像を見た人間は例外なく祟りに倒れ、最悪の場合、眼球破裂によって死亡している。

 

【ムカサリ絵馬】

分類 : 伝説,伝統

登場作品 : 猟闇師 ~ 黒子消 ~

 

 東北地方に伝わる、冥婚(後述)という特殊な供養に用いられる絵馬。

 仲睦まじい男女の姿が描かれており、その片方は若くして亡くなった息子や娘であるという。

 生前に結婚することもできず亡くなった彼らのために、両親が『せめて、あの世ではいい人と結ばれて欲しい』という願いを込めて作るものとされている。

 そのため、結婚の相手は両親が考え出した架空の婚姻相手であり、実際に存在する人物ではない。

 

 猟闇師本編では、呪いの力をその身に宿した者が使うことで、亡くなった人間の魂と魂を婚姻させる力を持つという設定で登場した。

 だが、当然のことがら本来のムカサリ絵馬にそのような力はなく、また冥婚としても本来の形式とは異なったものである。

 

【ムジナ】

分類 : 管理人オリジナル,妖怪

登場作品 : 猟闇師 ~ 赫の一族 ~

 

 タヌキやアナグマのような動物の霊。

 目の前の人間が最も怖がるものを敏感に察知して、その姿になって目の前に現れる。

 愉快犯的な犯行を楽しむだけで、基本的にはそれ以上のことはしない。

 昔話に登場する、人を化かすタヌキの正体とされる。

 小泉八雲の小説、≪むじな≫に登場するのっぺらぼうがモデル。

 

【メアリー・セレスト号】

分類 : 幽霊船,都市伝説

登場作品 : 猟闇師・零 ~ 亡者船 ~

 

 世界に残る幽霊船伝説の中でも、とりわけ奇抜で不気味な話として語り継がれているもの。

 謎の人体消失事件の一つとして語られることも多い。

 

 1872年、ポルトガル沖で発見された際には、同船には乗員が一人も乗っていなかった。

 船内には食べかけの朝食が未だ暖かいまま残っており、積み荷のアルコールも無事。

 船長のベッドの下には血まみれの剣が存在し、また航海日誌は『我が妻メアリーが……』という謎の一筆が書かれたところで途切れていたとされている。

 

 航海史上最大の謎として語られることも多いが、上記の話はそのほとんどが、後付けで語られた根拠のない噂話である。

 真相は未だ闇の中だが、現在では暴風雨に遭った乗員が救命ボートで脱出するも、そのまま海に飲まれて亡くなってしまったと考えるのが一般的のようである。

 

 猟闇師シリーズでは、猟闇師・零 ~ 亡者船 ~ に登場。

 主人公、椎名宗助達の乗り込んだ船が、同様の幽霊船ではないのかという話が語られた。

 

【冥婚】

分類 : 伝説,伝統

登場作品 : 猟闇師 ~ 黒子消 ~

 

 亡くなった人間に、死後、あの世で結婚して幸せになってもらうことで供養とする風習。

 東北地方には比較的多く、ムカサリ絵馬などは有名である。

 

【モシリシンナイサム】

分類 : 妖怪

登場作品 : 猟闇師 ~ 淵から来る者 ~

 

 アイヌの伝承に登場する、全身斑模様の不気味な獣の姿をした怪物。

 変身能力を持ち、様々な動物に姿を変えては獲物として選んだ人間を付け狙う。

 普段は湿地に潜み、その姿や足跡を目撃した者は、不幸な死を遂げるとされている。

 

 また、その存在はこの世の理の外にある者とされ、故にモシリ(国)シンナイ(別の)サム(側)と呼ばれる。

 世界の乱入者、他の世界から来る者という意味であり、イタチの神を騙して火に投げ込み殺そうとしたこともあるらしい。

 最後は神の反撃に遭って敢え無く焼き殺されてしまうのだが、その遺体からはキツネやネコといった獣が誕生。

 以来、それらの動物は魂の中に悪の部分を併せ持ち、人を化かすのだと説明されている。

 

 猟闇師シリーズでは、猟闇師 ~ 淵から来る者 ~ に登場。

 陰陽師である御鶴木魁の口から、一連の変死事件の犯人として、存在を仄めかす発言があった。

 

 

ヤ行

【八ッ頭】

分類 : 妖怪

登場作品 : 猟闇師 ~ 古の呪 ~

 

 愛媛県の物部村に伝わるとされる伝説の怪物。

 その全長は3mほどで、その名の通り八本の首を持つ。

 全身は毛むくじゃらで、性格は極めて凶暴。

 本川という場所の近くに生息しており、近隣の住民を度々苦しめていたが、最後は土佐の郷士によって退治された。

 

 猟闇師シリーズでは、第一弾に登場。

 神代の時代より封じられた古の怪物だったが、盗掘者の心無い行動から現代に復活。

 己の力を完全に取り戻すためには女性の心臓を食らう必要があったため、盗掘者の大学生に憑依して、その身体を使い獲物となる女性を襲っていた。

 

【闇薙の太刀】

分類 : 管理人オリジナル,武器

登場作品 : 猟闇師シリーズ全般

 

 外法使いである犬崎家に伝わる妖刀。

 その昔、数多の罪人の首を刎ねたとされる刀であり、あまりに多くの生き血を啜り過ぎたが故に魔性の力を持つようになった。

 刀の中には今までに殺された人間たちの怨念が詰まり、それらは純粋な≪闇≫として封じ込められている。

 この闇は常に極度の飢えと渇きに悩まされ、相手が生者であろうと死者であろうと関係なく、その魂を貪欲に己の内部に取り込んで同化しようとする性質を持つ。

 そのため、使用する際には持ち主の魂さえも削ってしまう恐れがあるが、同時に怨霊や悪霊、妖怪などの霊的な存在に対しては、絶対的なアドバンテージを持つ最終兵器と化す。

 

 猟闇師シリーズでは犬崎紅や犬崎美紅が使用。

 切り札としての扱いが強く、刀の闇を開放して敵を滅するのがシリーズのお約束となりつつある。

 また、第四弾では鳴澤皐月も使用したが、刀の闇を抑えることができず、満足に使いこなすことができなかった。