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サ行

【逆神の儀】

分類 : 管理人オリジナル,呪い,儀式

登場作品 : 猟闇師 ~ 鬼舞の家 ~

 

 別名≪逆仏の儀≫とも呼ばれる。

 本来であれば、人間に対して御利益を与えてくれる神や仏の像。

 それらを逆さまにした上で、呪いの血文字を書いた呪符を釘で打ちつけることで完成する。

 こうして作られた神像や仏像は逆神、逆仏などと呼ばれ、本来の役割とは正反対の力を持った呪いの道具と化してしまう。

 

 猟闇師シリーズでは第三弾に登場。

 子孫繁栄に御利益のある七福神の像を用いることで、一族の断絶をもたらす恐るべき呪いの像として完成した。

 その効果は名家の奥方を発狂させるまでに至り、凄惨な事件を引き起こした。

 

【逆参り】

分類 : 儀式,管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ 黄泉火垂る ~

 

 魂送り(後述)の反対とされる、死者の魂を現生に呼び戻すための儀式。

 魂送りとは反対の順路で、反対向きに神鏡を奉納すればよいとされているが、その実態は単に死者の魂を呼び戻すだけではなかった……。

 

 なお、順路を反対に参拝するという行為は、場所によっては神仏に対する冒涜に繋がるとしているところもある。

 そのため、遊び半分でふざけた方法の参拝を行えば、場合によっては神罰や仏罰がふりかかることもあるというので、止めておいた方がいい。

 

 

【殺人予告のメール】

分類 : 都市伝説

登場作品 : 猟闇師 ~ Jの祟り ~

 

 メールの文頭の文字だけを揃えて縦読みにすると、「殺しに行く」と読めるように作られた謎のメール。

 悪戯で送られるチェーンメールの一種とも思われるが、場合によってはメールをもらった人間が本当に殺されてしまったというような話もある。

 また、携帯電話が普及する以前の時代では、ポケベルに564219(ころしにいく)という数列が送られるというタイプの話だった。

 

 猟闇師シリーズでは第二弾に登場。

 メールの意味に気づかなかった入間美月は迷惑メールの類と思って無視を決め込んだが、結果として、それが更なる恐怖を呼び込むことに繋がってしまった。

 

【さとるくん】

分類 : 妖怪,都市伝説

登場作品 : 猟闇師 ~ Jの祟り ~

 

 都市伝説にて語られる、こちらの質問に答えてくれる妖怪。

 10円玉を使って公衆電話から自分の携帯電話に電話をかけ、「さとるくん、さとるくん、おいでください」と言って呼び出す。

 その後、24時間以内にさとるくんから携帯電話に電話がかかり、電話越しで徐々にこちらへ近づいて来ていることを報告してくる。

 そして、最後に自分の後ろにまでやってきたとき、さとるくんはどんな質問にも答えてくれる。

 ただし、このときに決して後ろを振り返ってはならず、もしも振り返ればそのまま魔界に連れて行かれてしまうとされている。

 

 猟闇師シリーズでは、第二弾の中で嶋本亜衣が都市伝説の成立過程を語る際、その一例として紹介された。

 

【サブリミナル効果】

分類 : 催眠術

登場作品 : 猟闇師 ~ 刹那の魔 ~

 

 時間にして1/30秒に満たない映像と映像の隙間に、異なる映像を挟み込んで行う一種の暗示効果。

 映像を見ている人間には、当然のことながら、どのような映像が挟み込んであるかわからない。

 が、潜在意識の中には刷り込まれているようで、気がつくと暗示にかけられて、自分でも無意識の内に映像を仕込んだ者の意図する行動を取ってしまうことがある。

 

 このほかにも、商品のロゴに目に見えないくらい小さなサイズでエロティックなメッセージを込めておいたり、商品ロゴの形そのものを視覚的に潜在意識に訴える形状にすることで、購買者の無意識に語りかけ、購買意欲を誘うというものもある。

 

 どちらにせよ、サブリミナルはあくまで暗示効果であり、これで人間を自由にコントロールするようなことは不可能である。

 ただし、無意識の内に何かを思い込ませることは十分に可能であり、現在では広告戦略の一環としてのサブリミナルは、一部規制されている物もある。

 

 猟闇師シリーズでは第八弾に登場。

 犬崎紅が、呪いのビデオのトリックを解く際に見破った。

 

【式神】

分類 : 妖怪,使い魔

登場作品 : 猟闇師 ~ 刹那の魔 ~

 

 陰陽師が使役するとされる、下級の神。

 オカルト作品では、よく妖怪のような姿で描かれることが多いが、実際は朝廷から人間としての存在を認められなかった、下層市民のことを指しているとも言われている。

 

 当時、陰陽師と呼ばれた人間は、そういった下層市民内部のネットワークを独自に持っていた。

 そして、それらのネットワークを利用して反乱や暗殺を未然に防いだり、彼らを一種の密偵のように使い、朝廷に敵対する者たちの同行を探っていたとされている。

 

 猟闇師シリーズでは、第八弾より登場。

 本作に登場する式神は作者の独自解釈が加えられ、特殊な和紙に呪者の髪の毛を封入し、それによって霊的な力を持たせた一種の操り人形であるという設定になっている。

 これらの式神は一体ずつの力こそ弱いものの、集団で力を合わせれば、祟り神の動きさえ封じるほどの働きを見せた。

 

 

【七人岬】

分類 : 妖怪,悪霊

登場作品 : 猟闇師・零 ~ 七人岬 ~

 

 常に七人で行動すると言われている、四国地方に伝わる亡霊、および妖怪の総称。

 七人岬は狙った獲物を殺すことで成仏し、殺された者は、代わりに新たな七人岬となってしまう。

 そのため、七人岬の数は常に七人で、増えることも減ることもない。

 

 猟闇師シリーズの前日談、猟闇師・零シリーズに登場。

 洋館を改装したホテルを舞台に大学生グループを次々と手にかけ、最終的には犬崎美紅と激しい死闘を繰り広げた。

 

【死人蛍】

分類 : 妖怪,悪霊,管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ 黄泉火垂る ~

 

 廃村となった夜魅原村を漂う、赤い蛍を思わせる邪悪な魂。

 村に伝わる伝説では、暗闇の世界からやってくる死の使いとされている。

 

 本体にはそこまでの力はないが、亡者の魂を呼び出して獲物を襲わせる、集結して悪鬼を生み出す、亡者と合体して巨大な化け物になるなど、その能力は侮れない。

 また、どこからともなく現れる上に、霊能者達の霊感さえもくぐり抜けるだけの潜伏力を持つため、どこで待ち伏せされるかもわからない。

 

 その正体は、黄泉原村に巣食う邪神の肉体を構成する部品そのもの。

 自らの身体の一部を端末に、邪神は村が滅びる以前から、その恐るべき力の片鱗を見せていたことになる。

 

【呪髪】

分類 : 武器,管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ 黒子消 ~

 

 鳴沢皐月の作り出した退魔具の一種で、呪髪(じゅはつ)と読む。

 一見して単なる付け毛にしか見えないが、その内部には着用者の霊力に反応して武器と化すように、様々な呪力が込められている。

 

 本編では、皐月が万が一にも戦いになった場合に備えて保険のために着用。

 戦闘時は自由自在に伸縮し、相手に絡み付いてその力を奪う。

 呪いの力で悪鬼となった人間を束縛し、その動きを封じ込めるほどの力を見せたが、耐久性に問題があったのか、反動で焼け落ちてしまった。

 

 なお、本来であれば生きた人間の髪の毛を使用して作るのが筋であり、人工的に生み出された呪髪では、この程度の性能が限界だったのかもしれない。

 

 

【ジョーカー様】

分類 : 管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ Jの祟り ~

 

 トランプを使って呼び出す下級神のような存在とされるが、実際には≪こっくりさん≫と同じような降霊術の一種。

 ジョーカーを除いた52枚のトランプを4人の人間が均等に分け、それをめくって時計回りに隣へと渡して行く。

 そして、最後に自分のところに残った手札を生贄とし、自分の金運や恋愛運などを犠牲にする代わりに、他の運気を高めて願いを叶えてくれるという。

 このとき、生贄にするトランプをジョーカー共々赤い糸で縛って焼くのだが、焼くのに失敗した場合、決して再点火してはいけない。

 それを行うと、逆にジョーカー様の祟りに遭ってしまう。

 

 猟闇師シリーズでは、第二弾にて登場。

 儀式を行った少女達の前に、道化師の姿をした怪人として現れた。

 

【神水】

分類 : 道具,管理人オリジナル

登場作品 : 猟闇師 ~ 刹那の魔 ~

 

 陰陽師の御鶴木魁が作りだした、霊的な物に対して作用する水。

 要するに、キリスト教で言うところの聖水のような物なのだが、こちらはより攻撃に特化した作りとなっている。

 そのため、邪悪な霊体には容赦なくダメージを与え、硫酸のように相手を溶かして消滅させてしまうという効果を持つ。

 

 なお、あくまで相手を消滅させるだけであり、霊的な存在に対して浄化の作用を持っているわけではない。

 そのため、浮遊霊などに対して用いた場合、その霊体は当然のことながら、成仏さえできないまま完全に霊媒物質の塵と化して消え失せてしまう。

 

 

タ行

【魂送り】

分類 : 儀式,管理人オリジナル

登場作品 ; 猟闇師 ~ 黄泉火垂る ~

 

 地図から消えた村(後述)とされる、夜魅原村に伝わっていた儀式。

 お盆の際に、巨大な藁人形を背負った男達が家々を回り、そこに先祖の霊を憑依させる。

 その上で、高台の上にある祠に神鏡を奉納し、最後に三柱鳥居の中央で藁人形を焼くことで、先祖の霊をあの世へ帰すことができるとされていた。

 

 実際、このような奇妙なお盆の儀式は日本各地に残されており、土着の風習と一体化したその地域独特のお盆の迎え方がある。

 魂送りの儀式も、それ自体は何ら悪いものではなく、単に異界の存在を在るべき場所に帰すというだけの儀式である。

 

 

【祟り神】

分類 : 悪霊,邪神,憑き物

登場作品 : 猟闇師 ~ 刹那の魔 ~

 

 かつては名のある神だった存在が、人々から忘れ去られ、正しく祀られなかったが故に邪悪な存在へと変化したもの。

 長年に渡って陰の気の影響を受け続けたため、既に神としての神格は崩壊している。

 

 はぐれ神との大きな違いは、気まぐれで人を殺すことはなく、あくまで特定の土地に縛られ続けるということ。

 だが、それでも危険な存在であることには変わりなく、素人が中途半端な気持ちで刺激して良いものではない。

 

 猟闇師シリーズでは第八弾に登場。

 井戸の神であった白蛇が変化したものが現れ、ゴスロリアイドルである葵入凍呼を恐怖のどん底に陥れた。

 

 

【地図から消えた村】

分類 : 都市伝説

登場作品 : 猟闇師 ~ 黄泉火垂る ~

 

 現在は地図に記されることのない、呪われた曰くを持つ廃村の伝説。

 有名な物としては、青森県の杉沢村伝説などがある。

 概要は諸説あるものの、狂人の青年が凶器を持って村人を惨殺し、その怨念によって支配されている村とのこと。

 村に迷い込んだ人間は怨霊と化した村人に襲われて、やがては自分も怨霊の仲間にされてしまう。

 また、杉沢村の場合、草鞋のかかった鳥居や髑髏の形をした石など、入口にはいくつかの目印らしきものが存在するらしい。

 

 この話の真偽は定かではないが、一節として、戦時中に起きた前代未聞の大量殺人事件、≪津山三十人殺し≫が原型ではないかとも言われている。

 実際、この事件は、かの横溝正史が金田一耕介シリーズの中で、≪八つ墓村≫の元ネタとして用いたとも言われている。

 

 猟闇師シリーズでは、第九弾に登場。

 怨霊と邪神の巣食う呪われた村、夜魅原村として存在している。

 また、上記の説明の一部分が、嶋本亜衣の口によって、成立経緯などを含めて語られている。

 

【トウビョウ】

分類 : 悪霊,憑き物

登場作品 : 猟闇師 ~ Jの祟り ~

 

 蛇の姿をした憑き物の一種。

 極めて強い力を持った悪霊であり、主に相手を呪い殺すための呪詛などに使われる。

 

 猟闇師シリーズでは、第二弾の終盤に登場。

 中途半端に霊的な力を振るった少女に憑依して、その霊脈をズタズタに蝕んでしまった。